ごん太の出会い
「稲穂」の香り人
平成16年8月16日(月)
いきなり、「早い稲刈りですね。」とご主人さまが話し掛けました。
「今、刈っているところは、4月に植えて、稲穂が実ったのです。
まだ青いところは、6月に植えたところです。」と「稲穂」の香り人が笑顔で
教えてくれます。
ご主人さまが、好奇心旺盛に話し掛けるのは、きっと美しい棚田のせいでしょう。 きまって、質問が矢継ぎ早に出るときは、感動したときなのです。
丸山の棚田は、ごん太君でさえも、大感動です。
まして、刈入れ時期なのですから感動しないわけがありません。
きっと、この感動から収穫祭の秋祭りが始まったのでしょう。
踊りだしたい気持ちです。
「ところで、ごん太君、日本一小さい棚田を教えてあげようか。」と「稲穂」の香り人が、話し掛けてくれました。おもわず、3回も廻ってしまいました。
「ほら、ここだよ! 稲の束が六つあるでしょう。」
「記念写真を撮るのなら、刈り取るのを待っていてあげるよ。」
ごん太君は大喜びで、「ご主人さま、よそ見をしてないで早く写真を撮ってくださいよ。」と言いながら、また3回、廻ってしまうのです。
稲の刈り取り作業中