ごん太の出会い
榛名湖湖畔にて
2006/09/08
平成18年8月20日、榛名湖の朝は、すがすがしい朝で、車で寝ていたごん太君たちは、明け方近くの寒さに、皆ご主人様に寄り添って寝ていました。
とにかく狭い車の中なので、寄り添う形になるのは、当然のことなのですが、ご主人さまが、寒くて、目が覚めて、抱き枕としていた、羽毛布団を掛け布団として、大きく掛けたので、みんなが、その羽毛布団の中にもぐり込んできたのです。
足元、叉の間、脇の間、腰、首と、すき間の無いように、もぐり込んできます。
眠いご主人さまは、布団を取られないように、しっかり、足と肩とで布団の隅を押さえるのです。この状態は、いつもの事なので、みな、慣れたものです。
さて、今年の、熱帯夜の中で、このような状態は、うれしい事なので、みな、心地よい夜明け前の眠りの中に、まどろみます。(幸せを感じながら・・・・)
このような状態で迎えた朝は、実に、すがすがしいのです。
「わか」さんが、醸しだす、すがすがしさは、今日の朝のそれとは、比べ様の無い、数十倍も素敵な「すがすがしさ」なのです。
昨日、ごん太君たちがこの榛名湖の河畔に来たのは、この春に逝ってしまった、友人のカメラマンのお墓参りに行く為に京都、埼玉、東京から、ご主人さまの友人たちが集まるのです。
ご主人さまと、京都の友人は、昨日、榛名湖で出会い、車を並べて朝を迎えたのです。
友人がつくってくれた、味噌汁と、おにぎりで、朝食を済ませたところに、ロードスターが4台、カッコ良く駐車場に入ってきたのです。
ロータリーエンジンが、現役で回っているのです(「わか」さんが教えてくれました)から、すかさず、ご主人さまは、カメラとごん太君を連れて、写真を撮らせてもらいました。(写真上)
このとき、お話をしたのが、「わか」さんでした。もちろん、ごん太君たちは、このとき、車に圧倒されて、それに、友人たちと会う、約束の時間に迫られて、名前も聞かずに、ごん太君たちのHPアドレスのカードを渡しただけで、別れたのです。
その後、「わか」さんが、このHPの「ゲストブック」に書き込みをしてくださり、丁度、ごん太君たちは、旅の途中で、電波状態のいい場所で休んで、アクセスをして、「レス」をすることができ、「わか」さんは、それを、読んでくださったのです。
そのことを、「わか」さんは、吉架さんの「ブログ」に書き込んでいて、その吉架さんが、ごん太君たちに、知らせてくださったのです。
それは、彼が心不全で、9月1日に逝ってしまわれたということでした。
吉架さん、本当に知らせてくださり、感謝しています。
もちろん、吉架さんとも、榛名湖で、お会いしているのですよ。
残念ですが、「わか」さんとは、本当の「一期一会」になりました。
お名前も、「わか」さんとだけしか知らないのですが、ごん太君たちは、彼のすがすがしさと、素敵な、笑顔は、忘れません。
心から、ご冥福をお祈りいたします・・・・・
「わか」さんのピンクのロードスター