ごん太の出会い
「せっけん」の香り人
平成16年8月19日(木)
やっと夕方になって、那智勝浦町に着きました。ここは山の上で近くに那智の滝があって、かなり涼しい所です。
先ずは、那智の滝に行って、この旅の無事を祈ってきました。
ここだけの話ですが、ご主人さまは、年を取るごとに、ラッキー・ボーイになっていくのです。このごん太君が、ご主人さまの所にやってきてあげてこと自体、とてもラッキーな事なのですからね!。
ご主人さまは、三年間もいろんな犬種を見てまわって「チャイニーズ・クレステッド・ドッグ」にたどり着き、さらに、半年も「ごん太君」が生まれるのを待っていてくれたのです。
さて、話をもとに戻して。 ラッキーな話です。「今日まで夜間、那智の滝がライトアップ」なのです。このことを聞いたご主人さまは、時間までに食事を済まそうと車を移動させていたら、若者たちが楽しそうにタワシで、ぞうきんをこすっているのです。好奇心旺盛なご主人さまのことです。さっそく車を止めて確認です。ぞうきんだと思ったのは、野球のユニホームでした。話をすると、大阪外国語大学の野球部だそうで、選手が13名とマネージャーが7名の合計「たくさん」での合宿最終日だそうです。
ご主人さまが「ところで、今夜がライトアップも最終日だから、必勝祈願をして帰りなさい」なんて言っていたのに、かれらは、必勝祈願に来なかった。
きっとかれらは、勝つ事よりも、楽しむ事に重きを置いているにちがいないと、ごん太君は「せっけん」の香りに感じ取れたのです。
「せっけんの香りの中で」