祭り好きで、旅好きのご主人さまと、その愛犬「ごん太」（ヘアー・レス・ドッグ）との珍道中を綴った「フォト・エッセイ旅日記」

「三文の得」の香り人

平成１６年８月２０日（金）

　昨夜、ライトアップされた那智の滝を見て、さわやかな感動をもらい、すっかり旅の疲れも取れました。ごん太君やミーシャたちも、今朝は早くに目が覚めて、ご主人さまのおでこに前足キックで、起こしてしまいました。いつもは怒るのですが、今日はすんなり起きてくれました。（昨夜見た、神秘的な那智の滝のおかげでしょうか）
　朝６時前に起きて、すぐに、ごん太君たちのお散歩をしてくれました。
食事も、今日は少し多めにしてくれたし、ご主人さまの体調も良いのでしょう。
　これで、ラジオ体操の音楽でも聞こえてきたら、きっと、第二体操までも張り切って、してしまいそうです。最後に、首の体操までしたりして・・・
　さて、那智神社にお参りしようと車を回しているとベンチですてきなおじいさんが竹の籠を脇において、スナック菓子をぽりぽり、思わず車の中から“ワン”と吠えてしまいました。さっそく、ご主人さまは、すてきなおじいさんに話しかけます。「おはようございます」・・・おじいさんは一番電車で来たそうです。　今度は、むこうから若いお嬢さんがリュックを背負って、カメラを首に下げて来て、「あら、かわいい」ってグレイを抱いてくれました。お嬢さんは、旅館に泊まったそうです。
　早朝のことで店もまだ閉まっていて、見回す限り、この三人とごん太君たちだけです。（みんな、犬好きの人たちでよかったです）
　「旅は道ずれ、みんなで那智神社にお参りしましょう」という事になりました。・・・これぞ、「早起きは三文の得」です。・・・ごん太君たちは、楽しくはしゃぐ事が出来ました。