ごん太の出会い

「平家の女官」の香り人

平成17年 5月 3日(火)

 豪華絢爛な衣装を身にまとった五人の太夫のおいらん道中には、悲しくも厳かな悲哀の歴史があるのです。
 平家が滅び、安徳天皇も亡くなり、残された女官たちの慰めの参拝に平家一族は癒されるのでしょう。
 毎年、この「先帝祭」には雨がつき物だそうです、今年は雨も降りません。
 きっと去年の日本には、あまりにも悲しいことが(台風や地震、それに列車事故など)多すぎて、天の神様の涙も枯れてしまったのでしょうか・・・
 ほんとうは、お天気に感謝したいのですが、なんだか、複雑な気持ちのごん太君と、ご主人さまです。
 そんな気持ちも、一時で、美しいおいらん道中を目の前にすると、もう、ご主人さまのこころははずんでいるのです。(節操もないとは、このようなことでしょうね)
 おまけに、おいらん道中は、予定時間に少し早いという事で、写真撮影時間がありました。
 ご主人さまは、その放送を聞くやいなや、隣りの人に席を確保してもらい、ごん太君を小脇に抱えて、おいらんの所にまっしぐら・・・・
 あとは、写真を「ごろうじろう」・・・・
 世の中の全てが おいらんのすてきな笑顔で、平安になりますように・・・



「ごん太君とおいらん」


「ごん太君とおいらん」

「外八文字を踏む おいらん」

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