ごん太の出会い

新しい「田の神さあ」の香り神

平成17年 6月10日(金)

 今年の霧島神宮のお田植祭は、特別に記念すべきお田植祭なのです。
 霧島神宮のお田植祭で舞う「田の神舞」は、代々一家系にて、受け継がれているのです。
 それは、約300年もの間、その血筋を絶やさずに引き継がれているのです。
 霧島神宮の甚大な歴史の一端です。
 今日の「田の神舞」は、堂々とした口上と、素適な「舞」です。
 その舞を会場の片隅でそっと腕組みをして、見ている人がいました。
 その人は、心配しているようでもあり、やさしく激励しているようでもあります。
 「田の神舞」が中盤に差し掛かる頃、その人は移動して、そっと観客の一人になりました。
 その様子は、安心感と、喜びに満ちていました。
 そうなのです、今日の「田の神舞」は代替わりの「田の神舞」なのです。
 きっと、今年の秋には立派なお米が豊作になるでしょう・・・・・
 ごん太君が、ご主人さまを見上げてみると、ご主人さまは、幸せそうな顔をして「田の神舞」を夢中になって、見ています。
 あたらしい、「田の神さあ」これからも、素適な「田の神舞」を、みなさんに見せてくださいね・・・



新しい「田の神さあ」


神田の領域を示す「田の神さあ」

新・旧の「田の神さあ」

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