ごん太の旅日記
コウノトリの里公園にて
平成17年8月12日(金)
JR豊岡駅から円山川を渡って数分のところに、コウノトリの里公園があります。
日本のコウノトリが絶滅する少し前から、人口飼育を始めてやっと、今年の秋に、放鳥できるようになったそうです。この間、数十年・・・・
以前の人工飼育場は、ここではなく山間の狭い場所にあり、雪が降っても、最後まで溶けずに残っているような所でした。ご主人様の記憶では、そのときは、卵の孵化をしてのではないか、といっています。
きっと、そこでの成果が認められて、いまの立派なコウノトリの里公園が出来たのしょうね。
この、コウノトリは山奥に放たれるのではなく、人里に放たれるのです。もちろん、豊岡市の市民は、自らコウノトリと共生できる環境を取り戻そうとされています。
コウノトリの餌となるドジョウや沢蟹などが生息できる環境をつくるため、無農薬でのお米つくりに挑戦したり、コウノトリが巣作りできる松の木を確保したり、もちろん、糞の迷惑も覚悟して・・・
もしかしたら、皆さんのところにもコウノトリが飛んでゆくかもしれませんね。
そのときは童謡「ふるさと」のような里を作りましょう・・・ワン
追伸―ご主人様が小学生の頃、豊岡市に旅行で父と来たときには、まだ、コウノトリが身近に飛んでいたそうです。ワン
ごん太君は、さらに、思うのです。
きっと、コウノトリが豊岡市で生きていけるようになったら、蛍も、花もよみがえり、キジやカワセミ、ヤマセミまでも、やってくると思います。
そして、幸せそうに捕虫網を持って走り回る、元気な子供たちの笑顔も・・・
ワン、ワン、ワン
コウノトリの里公園