ごん太の旅日記
道の駅「第九の里」にて
平成19年8月15日(水)
ごん太君は、この旅に出る前に、映画「バルトの楽園」をご主人さまの膝の上で、見たのです。
それで、今回の旅に四国を加えたのです、もちろん、坂本龍馬や阿波踊りなどに出会い、日本一きれいな「四万十川」で、遊びたかったのですが、ここ、映画の舞台になった、ドイツ人俘虜収容所跡に来たかったのです。
もちろん、ご主人さまは、四国の味覚を楽しむ事が大きな目的のようなのですが・・・
そんな事で、ここ「第九の里」にやって来ました。
今日は、お昼過ぎまで、「卯建」(うだつ)の町並みを見てその美しさに驚き、ご主人さまは、朝食からおうどん三昧で、「ぶっ掛けうどん」にハマッテ、ここについたのは夕方の4時です。
道の駅(写真上)に隣接して、西洋風の立派な建物のドイツ館(写真下)が、ごん太君とご主人さまを呼んでいたので、見に行ったのです。
すると、中から、お嬢さんが、二人、ごん太君に「かわいいッ!」って、出迎えてくれました。
(ここは、この地にあった、第一次大戦のドイツ人俘虜収容所の事や、ドイツのハム、ソーセイジ、パンなど製造して、販売もしているのです。もちろん、でっかいソーセイジを、ご主人さまは、パクついています)
ごん太君を、事務所で預かってくれるので、「ドイツ館の俘虜収容所のことや、ドイツの紹介をしているので、ご覧下さい」と勧められた、ご主人さまは、ごん太君を預けて、さっさと行ってしまいました。
ごん太君は、事務所の人たちに囲まれながら、ご主人さまの行った方向を見つめながら、じっと、待っていました。
しばらくして、(ごん太君にはとっても長い時間でしたが、係りのお姉さんたちとおとなしく待っていました)ご主人さまは、紙と鉛筆をもって、戻って来ました。
(ごん太君は、ここで待っている間に、係りのお嬢さんたちが、「TシャツのサイズはLLぐらいね」って、話しているのを聞いていました・・・)
事務所に戻ってきた、ご主人さまに係りのお嬢さんは、ご主人さまの紙と鉛筆を受けとって、「正解です」といって、くじを引かせたのです。
「カラン・カラン」と、鉦を鳴らしながら、「大当たりッ」って、いって、さっきのLLサイズのTシャツを渡しています。
そうです、ドイツ館からの「プレゼント」だったのです。
道の駅「第九の里」