ごん太の旅日記
道の駅「倶利伽羅 源平の郷」にて
平成17年8月14日(日)
まだ、朝の六時なのに、パープルがご主人さまを前足キックで起こしてしまいました。これが、パープルでなく、クロやシロならば、「コラッ!!」と怒るのに、パープルだと、怒らないのです。
その理由は、ミーシャにあるのです。
では、その理由をお話しましょう。
これまでに、ミーシャはクロをはじめ、たくさんの子どもを生んだのですが、みんなオスばかりで、メスはパープルだけなのです。
ミーシャはお姫様を産んだのです。
だから、ご主人さまは、パープルを“お姫さま”に育てているのですよ。
ところで、ここは源平の戦いで有名な所なのです。
ご主人さまは、この牛(写真下)を見て、むかしを思い出したのです。
それは、ご主人さまが小学校の低学年だった頃、隣のおばあさんの家でテレビ(白黒)を見ていて(なぜ、隣の家でテレビを見ていたのかは覚えていませんが)、たしか、文楽の番組だったと思うのですが、おばあさんが泣いていて、小学生だったご主人さまに「牛に火を見せると怖がって走り出すのだよ。だから、角にたいまつを付けて、牛を敵の陣地めがけて、坂道を走らせて、敵の陣を蹴散らしたのだよ」と話してくれたことを思い出したのです。
きっと、文楽で源平合戦の出し物の中にこの牛が出てくるのでしょう。そして、その文楽は、悲しい物語なのでしょう・・・
機会があれば、見てみたいです。ワン
道の駅「倶利伽羅 源平の郷」