ごん太の旅日記
道の駅「かきのきむら」にて
平成18年8月6日
「かきのきむら」・・・童話の中に出ていそうな名前の村。
ごん太君を連れて、かきのきむらを散歩していると、自動販売機の前で、都会に嫁いでいって、お盆前に里帰りしているという、ご婦人と、お話をしました。
「かきのきむら・・・いい名前ですね」
「かきのきむらには、たくさんの柿の木があるのですか?」
「いいえ、探せば、見つかる程度ですよ、しかし、柿の木を含んだ自然はたくさんありますよ」
ご主人さま達は、ミネラル水を自動販売機から、取り出しながら、話しています。
そんな話を聞いていたごん太君は、ふと、森の方を見ると、一番高い木に「コロポックリ(アイヌ民族の森の精)」が居そうな気がして、眼を凝らしてその木を見つめていまた。・・・・・
そんな、道の駅「かきのきむら」の風景でのごん太君たちのワンショットです。(写真上)
そして、今回の旅では、ごん太君たちとは、常に別行動をしている、ミーシャちゃんとパープルちゃんのツーショットです。(写真下)
ところで、この「かきのきむら」で、お盆前のこの時期、いそがしく鮎を捕っている人がいます。
その人は、村に、ただ一軒ある、オートバイ屋さんのスズキオートのオーナーさんです。(写真下)
鮎捕りは、「かきのきむら」のお年寄り達から頼まれて、捕っています。
この村のお年寄り達は、都会に嫁いでいった娘さんや、働きに出て行った息子さん達が、お盆で、帰ってきたら、食べさせようと、このスズキオートさんに頼んでいるのです。
この、「かきのきむら」のあたたく、切ないほどの愛情を、成就させるために、スズキオートさんは、汗して、お盆まで鮎を捕るのです・・・・
きっと、「かきのきむら」のお盆には、村中、にぎやかな声が響き渡るのでしょね・・・・・
道の駅「かきのきむら」でのごん太君たち(オス軍団)