ごん太の旅日記
和歌山県 北山村にて@
平成16年8月16日(月)
この夏は台風のいたずらで、ここ北山川も上流で土砂崩れがあったのでしょうか、まだ水がにごっていて、水量もかなり多いようです。こんなとき、自然の脅威をごん太君は本能的に感じるのです。でも、ご主人さまはそんなことよりも、いかだ乗りの船頭さんたちが「かっこうがいい」とか「スリルがある」とかいって、興奮しています。(ただ、見ているだけなのに!)
おまけに、「木曾の中乗りさ〜ん」なんて口ずさんでいます。(ここは木曾ではありません) ここは、有名な「北山川のいかだ下り」です。
ひげの船頭さんが「一人前の船頭になるには3年から5年はかかるよ!」と教えてくれました。ごん太君には、さらに「お腹が出すぎていると機敏に動けないので、船頭さんにはなれません」と聞こえたような気がしましたよ、ご主人さま。
今日の北山川は大荒れで、乗船客の腰まで波がかかっています。
次に来たいかだの船頭さんがごん太君の目の前で、「おっこちた!」 でも、さすが船頭さんです。すばやくいかだに、はいのぼり流れている「オール」をすばやく取り、何事もなかったように下っていきました。この機敏さを目の前で見たら、やはり、ご主人さまには、10年修行しても無理のようです・・・
かっこいい船頭さんと波を浴びる乗船客