ごん太の旅日記
三重県 熊野市にて
平成16年8月17日(火)
今日の夜、ここ熊野市の獅子岩前の海上で、「熊野の大花火」が開催されるのです。ご主人さまの頭の中では、すでに、花火が上っているように興奮状態です。
ご主人さまは、ごん太君に「あの獅子岩のように勇ましい顔をしなさい」と言いながらカメラをかまえています。ところが、あの岩は獅子の匂いがしません(本当は、獅子の匂いなんて一度もかいだ事がないのでわからないのですが)、だから、とにかく写真用の「すまし顔」をしました。
夜になって、いよいよ「熊野の大花火」が始まりました。ところが大雨になって激しく降ったり、やんだりの繰り返しです。
最大の花火「三尺玉海上自爆」(250kgの花火玉を海上で爆発させる)だけは見ようと、ご主人さまは雨が激しくなると車に入り「めはり寿司」をかじって、やむと外に出て花火を見て。また、雨が降ると車に来て「さんま寿司」をかじります。これでは、ご主人さまの体重が250kgになりますよ・・・。
ところが、残念ながら、この「三尺玉海上自爆」は波が激しく導火線が切れてしまい「不発」でした。ご主人さまは、ペットボトルのお茶をガブガブ飲みながら、「ごん太君、ここは来年、また来ようね」と言ってゲップをしています。(きっと来年も、「めはり寿司」と「さんま寿司」を食べたいのです)
ところで、「熊野の大花火」はお盆の追善花火だそうですね、花火を見ながら誰かに聞いて来たのです。そして次の日その追善花火の始まりのお寺、「極楽寺」に行ってきました。残念ながら、お留守でしたので、ここも来年となりました。
すまし顔のごん太君と獅子岩