ごん太の旅日記
三重県 紀和町にて
平成16年8月18日(水)
昼、車で走っていると、静かで、きれいな建物があって気持ちよさそうなので、散歩を楽しもうと車を止めました。このときが、ごん太君たちにとって、最高にうれしいときです。ごん太君たちは交代に前足でご主人さまをつついてうれしさをあらわすのです。とくにミーシャは回転しながらつつくので強烈です。
おまけに、シロはいつも前足の爪をかじって尖らしているので、ご主人さまの太ももは引っかき傷がいっぱいです。
ところで、このきれいな建物は「紀和町鉱山資料館」で古くから銅を採掘していたそうです。何しろ、奈良時代、東大寺の大仏建立にここの銅が使われたそうですから、由緒ある鉱山です。
この由緒ある鉱山にも、今、全国で流行の「足湯」があるのです。
ご主人さまは、ごん太君たちの散歩もほどほどにし、足湯のテーブルに待たせ、さっそくGパンの裾をまくって、短い足を湯につけて、目を細めています。きっと、東大寺の大仏のご開帳(お正月)のことでも、思い出しているのでしょう。
紀和町と東大寺、小浜(お水送り)と二月堂(お水取り)、海津町と薩摩義士・・・
歴史でつながった場所を調べるのも、ロマンを感じます。
はたらく姿、かっこいいね!