ごん太の旅日記

京都府 大江町にて

平成17年 1月 5日(水)

 去年の夏は台風被害が甚大でした。ご主人さまの親戚が暮らしている豊岡の円山川や、鬼が暮らしている(鬼伝説)ここ大江町も由良川があばれて、水害になったそうです。
水害の具体的な状況を知らずに、大江町観光協会に寄ったごん太君とご主人さまは、事務所の中に入って、驚きました。帳簿の1ページづつ丁寧にタオルで拭いているのです。8月に水害があり、約5ヶ月も経っている今日も、その後始末をしているのです。なんと甚大な被害だったのでしょう。
次に、大江町役場に行ってみました。そこでも水につかった書類の山がストーブの回りで乾かされていました。
 役場の人が「ここまで、水が来たのですよ」と手で高さを示してくださいました。
 ご主人さまがつぶやいています。「パソコンは水に浸かると、瞬時にすべてだめになるのに、書類はどっこい、こうして人の手を掛けると再生できるのだと・・・」
 ごん太君はつぶやきます。「ご主人さまはパソコンが苦手だから・・・」
 去年の台風や地震で、被害をうけた犬族をはじめ、すべての生き物が、早く心身ともに復活できますように、祈ります。



「鬼伝説の大江町」


「書類の一頁づつをきれいに拭いています」

「書類を乾かしています」

「水害のときはここまで水が来たのです。」

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